青山真治の中編作品集『FUGAKU』をGhost Streamにて2022年2月10日(木)より配信開始しています。
青山監督が多摩美術大学映像演劇科の教授在任中(2012~2015年)に同科の学生や教員らとともに制作した、過去数回しか上映されていない貴重な中編映画シリーズ。映画そのものがテーマとなった第1作『FUGAKU 1/犬小屋のゾンビ』、チェーホフの戯曲『かもめ』を原作とする第2作『FUGAKU 2/かもめ The Shots』、キャンパスで繰り広げられる銃撃戦と学内映画祭のテーマ曲作りの模様が交錯する第3作『FuGAK 3/さらば愛しのeien』を配信。
【GHOST STREAM HP】https://ghoststreamweb.com/
【料金】3作品セット 1,200円
『FUGAKU』配信とあわせてGHOST STREAMには以下の関連記事も掲載します。
・青山真治監督インタビュー(聞き手:月永理絵)
「映画を教えるという不可能と向き合った、苦闘の記録として」
・作品レビュー(文:海老根剛)
「映画が姿をあらわすとき 『FUGAKU』シリーズのためのいくつかの補助線」
<書籍boid予約特典>
そして2022年2月13日(日)一般発売の青山真治著『宝ヶ池の沈まぬ亀 ある映画作家の日記2016‒2020』を3月末までにboidウェブショップでご購入された方は『FUGAKU』シリーズ3作を無料でご視聴いただけます。
『宝ヶ池の沈まぬ亀 ある映画作家の日記2016‒2020』
青山真治 著
四六判変形 上製本/512ページ/定価:本体3,200 円+税
一般発売:2022年2月13日
boidウェブショップでのご注文はこちら
https://boid.ocnk.net/product/213
*『FUGAKU』視聴リンクは書籍発送の通知メールなどにてお知らせいたします。
*視聴開始期限:2022年2月10日から2022年4月末日まで/視聴開始から1ヶ月間有効
■青山真治
1964年7月13日、福岡県北九州市門司に生まれる。立教大学文学部卒。
1996年『Helpless』で映画監督デビュー。2000年『EUREKA』がカンヌ映画祭で二つの賞を受賞。同作の小説版が三島由紀夫賞を受賞。11年『東京公園』でロカルノ映画祭金豹賞。その他の代表作に『月の砂漠』『エリエリレマサバクタニ』『サッドヴァケイション』『共喰い』など。2015年度まで四年間、多摩美術大学映像演劇学科教授。同学の卒業生、甫木元空監督『はるねこ』をプロデュース。制作会社「MINER LEAGUE」設立。2016年京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科の学科長を一年のみ務める。最新作は『空に住む』(2020年)。